マニュアル / 撮影

撮影

DaySpecial(撮影アプリ)で口腔内写真を撮る手順を説明します。ピント・色味・構図ガイド・顔面写真の縦構図まで、撮影画面の操作を扱います。

撮影画面を開く

撮影は患者を選んでから始めます。写真は最初から患者ごとに保存されます。

  1. 患者一覧で撮影したい患者を探します。患者名の右にあるカメラボタンを押すと、すぐに撮影画面が開きます。
  2. 患者の詳細画面から始める場合は、画面下の 撮影 ボタンを押します。
  3. 撮影画面が開くと、画面は自動で横向きに固定されます。スマホを横に持って撮影してください。
DaySpecial患者一覧画面。患者名の右にカメラボタンが並ぶ患者リスト
患者ごとのカメラボタンから直接撮影を開始できます。
撮影画面(横向き)。中央にカメラプレビューと格子、上部に患者名と撮影枚数、左に完了・ライト・反転・格子・色味ボタン、右にガイド・半押し・シャッターボタン
撮影画面。

プレビューは3:2の横長です。画面上部の患者名と撮影枚数で、患者の取り違えがないか撮影前に確認してください。撮影を終えるときは 完了 を押します。

撮った写真は画面内のサムネイルから確認できます。サムネイルを押すとその場で拡大表示され、不要な写真は削除できます。

ピントを合わせる(半押し)

シャッターの隣にある 半押し ボタンは、一般のカメラのシャッター半押しにあたる操作です。押すとピントと明るさを合わせ直します。処理中は 調整中 と表示されます。

色味は撮影中ずっと固定されているため、半押しをしても色は変わりません。同じ患者の写真は何枚撮っても色調がそろいます。

特定の場所にピントを合わせたいときは、プレビューのその位置を指で1回タップします。タップした位置にフォーカス枠が表示され、そこにピントが合います。

撮影画面。タップした位置に黄色いフォーカス枠が表示され、右側のオレンジの半押しボタンが「調整中」表示になっている
半押しボタンでピントを合わせ直します。タップでも位置指定できます。

色味を選ぶ

画面の 色味 ボタンを押すたびに、色味プリセットが切り替わります。

表示用途の目安
標準基本の設定。まずはこのまま撮影してください。
赤み歯肉の赤みをやや強調したいときに。
黄み写真が青白く写る環境で、暖かみを足したいときに。
青み写真が赤っぽく写る環境で、青みを足したいときに。

いずれも微調整の範囲で、色が大きく変わることはありません。院内の照明に合わせて一度決め、以後は同じ設定で撮り続けてください。標準以外を選んでいる間は、ボタンが点灯した状態で表示されます。

撮影画面。左側の色味ボタンが「赤み」で点灯している
色味ボタンを押すたびに 標準→赤み→黄み→青み の順で切り替わります。

明るさを変える

明るさ ボタンは、設定画面で カメラの詳細設定 をオンにすると表示されます。押すたびに ±0+0.5+1.0+1.5+2.0 の5段階で明るくなり、もう一度押すと ±0 に戻ります。

口腔内が暗く写るときに1〜2段階上げます。通常はオフ(詳細設定を使わない推奨設定)のままで問題ありません。

カメラの詳細設定がオンの撮影画面。左側に明るさ +1.0 ボタンが点灯し、画面下中央にズームバー(2.5x)が表示されている
カメラの詳細設定をオンにすると明るさボタンが現れます。

ライト

ライト ボタンでスマホのライトを点けたり消したりできます。ボタンには現在の状態が ライト入ライト切 と表示されます。

横構図でははじめからライトが入になっています(縦構図では切)。変更した状態は端末に記憶され、次回の撮影にも引き継がれます。

反転(ミラー撮影用)

ミラー(口腔内鏡)越しに撮ると、写真は左右または上下が逆に写ります。左右反転上下反転 ボタンをオンにして撮影すると、反転を元に戻した状態で保存されます。

咬合面をミラーで撮るときは 上下反転、側方をミラーで撮るときは 左右反転 が目安です。2つは同時には使えず、片方をオンにするともう片方はオフになります。

撮影画面。左側の左右反転ボタンが点灯している
反転ボタンをオンにするとプレビューも反転して表示されます。
組写真での左右の並びをミラー撮影に合わせたい場合は、設定画面の 側面配置を反転(ミラー撮影用・右↔左入替)も確認してください。詳しくは組写真の章で説明します。

格子と構図ガイド

規格性のある写真を撮るために、2種類の補助表示があります。

1つめは格子です。格子 ボタンを押すたびに なし正中十字2:6:2+正中2:6:2+正中+縦 の順に切り替わります。正中線や画面の分割が構図の目安になります。

2つめは構図ガイドです。ガイド ボタンを押すたびに、歯列の輪郭が 正面右側方左側方咬合面 の順で薄く重なって表示されます。輪郭に合わせて構図を決めてください。ガイド切 を押すとガイドを消せます。

撮影画面に正面(歯列)の構図ガイドが白く薄く重なって表示され、右側のガイドボタンが「正面」でオンになっている
ガイドはプレビューに薄く重なります。撮影した写真には写りません。

顔面写真を撮る(縦構図)

顔貌写真のような縦構図は、プレビュー右下の 縦に切替 ボタンで撮影できます。画面が縦向きに切り替わり、プレビューは2:3の縦長になります。

  1. 撮影画面でプレビュー右下の 縦に切替 を押します。
  2. スマホを縦に持ち直します。構図ガイドは 正面斜め側面 の顔用に切り替わります。
  3. 撮影が終わったら、プレビュー右下の 横に切替 で口腔内撮影用の横構図に戻せます。
縦構図の撮影画面。顔の正面ガイドが薄く重なり、右下に「横に切替」ボタン、下部に半押し・シャッター・ガイドボタンが並ぶ
縦構図では顔用のガイド(正面・斜め・側面)が使えます。
ズームやライトの設定は横構図と縦構図で別々に記憶されます。

設定画面のカメラ関連項目

ホーム画面の設定から、撮影に関わる次の項目を変更できます。

DaySpecial設定画面の撮影と画質セクション。カメラの詳細設定・シャープネス・ノイズ低減のオフ/弱/強
「撮影と画質」の設定項目。

カメラの詳細設定

カメラの詳細設定 をオンにすると、撮影画面で明るさ・ズーム・ピンチズームを変更できるようになります。オフのときは推奨設定で撮影されます。通常はオフのままで問題ありません。

シャープネス

シャープネス は輪郭の鮮明さを オフ の3段階で選べます。Androidはザラつきが出やすいため、デフォルトはシャープネスをオフにしています。写りが柔らかすぎると感じたら1段階ずつ上げて試してください。

ノイズ低減

ノイズ低減 は暗所のザラつき軽減で、こちらも オフ の3段階です。通常はデフォルトのままで問題ありません。

側面配置を反転

側面配置を反転 は組写真の設定です。ミラー撮影用に、組写真での右と左の配置を入れ替えます。詳しくは組写真の章を参照してください。

アプリロック

アプリロック をオンにすると、アプリを開くたびに生体認証(指紋・顔)またはパスコードで保護されます。端末側で生体認証やパスコードを設定していない場合はオンにできません。詳しくはセキュリティの章を参照してください。