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撮影

DaySpecial(撮影アプリ)で口腔内写真を撮る手順を説明します。ピント合わせから色味の調整、構図ガイド、顔面写真の縦構図まで、撮影画面の操作をひととおり覚えられます。所要時間はおよそ10分です。

撮影画面を開く

撮影は患者を選んでから始めます。誰の写真かを迷わないよう、写真は最初から患者ごとに保存されます。

  1. 患者一覧で撮影したい患者を探します。患者名の右にあるカメラボタンを押すと、すぐに撮影画面が開きます。
  2. 患者の詳細画面から始める場合は、画面下の 撮影 ボタンを押します。
  3. 撮影画面が開くと、画面は自動で横向きに固定されます。スマホを横に持って撮影してください。
スクリーンショット: 患者一覧(カメラボタン)
患者ごとのカメラボタンから直接撮影を開始できます。
スクリーンショット: 撮影画面(横向き・全体)
撮影画面。中央がプレビュー、左右にボタンが並びます。

プレビューは3:2の横長です。画面上部に患者名と撮影枚数が表示されるので、患者の取り違えがないか撮影前に確認できます。撮影を終えるときは 完了 を押します。

撮った写真は画面内のサムネイルから確認できます。サムネイルを押すとその場で拡大表示され、不要な写真は削除できます。

ピントを合わせる(半押し)

シャッターの隣にある 半押し ボタンは、一般のカメラのシャッター半押しにあたる操作です。押すとピントと明るさを合わせ直します。処理中は 調整中 と表示されます。

色味は撮影中ずっと固定されているため、半押しをしても色は変わりません。同じ患者の写真を何枚撮っても色調がそろうように設計されています。

特定の場所にピントを合わせたいときは、プレビューのその位置を指で1回タップします。タップした位置にフォーカス枠が表示され、そこにピントが合います。

スクリーンショット: 撮影画面(半押しボタンとフォーカス枠)
半押しボタンでピントを合わせ直します。タップでも位置指定できます。

色味を選ぶ(4種のプリセット)

画面の 色味 ボタンを押すたびに、色味プリセットが切り替わります。プリセットは次の4種です。

表示用途の目安
標準基本の設定。まずはこのまま撮影してください。
赤み歯肉の赤みをやや強調したいときに。
黄み写真が青白く写る環境で、暖かみを足したいときに。
青み写真が赤っぽく写る環境で、青みを足したいときに。

いずれも微調整の範囲で、色が大きく変わることはありません。院内の照明に合わせて一度決めれば、以後は同じ設定で撮り続けるのがおすすめです。標準以外を選んでいる間は、ボタンが点灯した状態で表示されます。

スクリーンショット: 撮影画面(色味ボタンの切替)
色味ボタンを押すたびに 標準→赤み→黄み→青み の順で切り替わります。

明るさを変える

明るさ ボタンは、設定画面で カメラの詳細設定 をオンにすると表示されます。押すたびに ±0+0.5+1.0+1.5+2.0 の5段階で明るくなり、もう一度押すと ±0 に戻ります。

口腔内が暗く写るときに1〜2段階上げると見やすくなります。通常はオフ(詳細設定を使わない推奨設定)のままで問題ありません。

スクリーンショット: 撮影画面(明るさボタン表示時)
カメラの詳細設定をオンにすると明るさボタンが現れます。

ライト

ライト ボタンでスマホのライトを点けたり消したりできます。ボタンには現在の状態が ライト入ライト切 と表示されます。

横構図でははじめからライトが入になっています(縦構図では切)。変更した状態は端末に記憶され、次回の撮影にも引き継がれます。

反転(ミラー撮影用)

ミラー(口腔内鏡)越しに撮ると、写真は左右または上下が逆に写ります。左右反転上下反転 ボタンをオンにして撮影すると、反転を元に戻した状態で保存されます。

咬合面をミラーで撮るときは 上下反転、側方をミラーで撮るときは 左右反転 が目安です。2つは同時には使えず、片方をオンにするともう片方はオフになります。

スクリーンショット: 撮影画面(左右反転オン)
反転ボタンをオンにするとプレビューも反転して表示されます。
組写真での左右の並びをミラー撮影に合わせたい場合は、設定画面の 側面配置を反転(ミラー撮影用・右↔左入替)も確認してください。詳しくは組写真の章で説明します。

格子と構図ガイド

規格性のある写真を撮るために、2種類の補助表示があります。

1つめは格子です。格子 ボタンを押すたびに なし正中十字2:6:2+正中2:6:2+正中+縦 の順に切り替わります。正中線や画面の分割を目安に、毎回同じ構図で撮影できます。

2つめは構図ガイドです。ガイド ボタンを押すたびに、歯列の輪郭が 正面右側方左側方咬合面 の順で薄く重なって表示されます。輪郭に合わせて構図を決めてください。ガイド切 を押すとガイドを消せます。

スクリーンショット: 撮影画面(構図ガイド・正面表示)
ガイドはプレビューに薄く重なります。撮影した写真には写りません。

顔面写真を撮る(縦構図)

顔貌写真のような縦構図は、プレビュー右下の 縦に切替 ボタンで撮影できます。画面が縦向きに切り替わり、プレビューは2:3の縦長になります。

  1. 撮影画面でプレビュー右下の 縦に切替 を押します。
  2. スマホを縦に持ち直します。構図ガイドは 正面斜め側面 の顔用に切り替わります。
  3. 撮影が終わったら、プレビュー右下の 横に切替 で口腔内撮影用の横構図に戻せます。
スクリーンショット: 撮影画面(縦構図・顔ガイド表示)
縦構図では顔用のガイド(正面・斜め・側面)が使えます。
ズームやライトの設定は横構図と縦構図で別々に記憶されます。それぞれの用途に合った設定のまま切り替えられます。

設定画面のカメラ関連項目

ホーム画面の設定から、撮影に関わる次の項目を変更できます。

スクリーンショット: 設定画面(撮影と画質)
「撮影と画質」の設定項目。

カメラの詳細設定

カメラの詳細設定 をオンにすると、撮影画面で明るさ・ズーム・ピンチズームを変更できるようになります。オフのときは推奨設定で撮影されます。迷ったらオフのままで問題ありません。

シャープネス

シャープネス は輪郭の鮮明さを オフ の3段階で選べます。Androidはザラつきが出やすいため、デフォルトはシャープネスをオフにしています。写りが柔らかすぎると感じたら1段階ずつ上げて試してください。

ノイズ低減

ノイズ低減 は暗所のザラつき軽減で、こちらも オフ の3段階です。通常はデフォルトのままで問題ありません。

側面配置を反転

側面配置を反転 は組写真の設定です。ミラー撮影用に、組写真での右と左の配置を入れ替えます。詳しくは組写真の章を参照してください。

アプリロック

アプリロック をオンにすると、アプリを開くたびに生体認証(指紋・顔)またはパスコードで保護されます。院内で共用するスマホには設定をおすすめします。端末側で生体認証やパスコードを設定していない場合はオンにできません。詳しくはセキュリティの章を参照してください。