マニュアル / 組写真

組写真

Orakuは口腔内写真を5枚法の組写真に自動でまとめます。DaySpecial(撮影アプリ)では撮影完了と同時に構図を自動判定して組写真画面を開き、Oraku Workspace(PCアプリ)ではより細かい位置調整や再編集、過去分の一括作成ができます。

組写真とは(5枚法)

5枚法は、正面観・右側方・左側方・上顎咬合面・下顎咬合面の5枚を十字型に並べる定番の構図です。Orakuでは撮影した写真の構図を自動判定し、5つの枠へ自動で割り当てます。左上の枠には患者番号・氏名・撮影日が入ります。

組写真は1枚の画像として患者の記録に保存されます。スマホで作った組写真も、通常の写真と同じように同期でPCへ集まります。

スクリーンショット: 完成した5枚法組写真の例(十字レイアウト・左上に患者情報)
5枚法の組写真。中央が正面観、左右が側方、上下が咬合面です。

スマホでの自動作成(DaySpecial)

DaySpecialでは、1回の撮影で5枚以上撮って完了を押すと、構図の自動判定が走り、組写真画面(5枚法)が自動で開きます。撮影のたびに操作を覚える必要はありません。

  1. 患者を選んで撮影します。正面観・左右側方・上下咬合面の5枚以上を撮ってください。
  2. 撮影画面で完了を押します。5枚以上撮影していれば、自動判定のあと組写真画面が開きます。
  3. 割り当てを確認します。枠をタップすると選択、ドラッグすると別の枠と入れ替えできます(画面上部に「タップで選択 · ドラッグで入替」と表示されます)。
  4. 必要なら向きを直します。枠をタップして選択すると、↔ 左右反転↕ 上下反転↻ 90°右↺ 90°左リセット枠から外すのボタンが表示されます。
  5. 画面上部の / で全体の拡大率を調整できます。
  6. 保存を押すと組写真が生成され、患者の記録に保存されます。
スクリーンショット: DaySpecialの組写真画面(5枚法・枠選択と変形ボタン表示中)
枠をタップすると反転・回転などの変形ボタンが表示されます。

5枚より多く撮影した場合、割り当てられなかった写真は画面下の「未割当」に並びます。未割当の写真を枠へドラッグすると入れ替えられます。作成をやめる場合は閉じるを押してください。写真そのものは残ります。

自動で組写真画面を開く動作は、設定画面の自動組写真(「5枚以上撮影後に自動で組写真画面を開く」)でオン・オフできます。

Workspaceでの作成と編集

Workspaceでは、撮影日ごとのカードから組写真を作成できます。スマホで作らなかった日の分をあとから作る、細かく位置を調整する、といった使い方に向いています。

  1. 患者を開き、写真タブで撮影日カードの🪟 5枚法を作るを押します(写真が2枚以上ある撮影日に表示されます)。
  2. 自動分類の結果がエディタ(5枚法 組写真)に表示されます。
  3. 枠のドラッグで写真を交換し、下の写真一覧をクリックまたは枠へドラッグして割り当てます。
  4. 枠の上でマウスホイールを回すと、その枠だけ拡大・縮小できます。
  5. 保存を押すと組写真が保存されます。
スクリーンショット: Workspaceの組写真エディタ(5枚法 組写真・右側パネル表示)
組写真エディタ。右側のパネルで一律倍率や撮影日表示を切り替えます。

右側のパネルでは次の操作ができます。

拡大編集(枠のダブルクリック)

枠をダブルクリックすると、その1枚を大きく表示して細かく調整できる拡大編集が開きます。操作は「左ドラッグ=移動 / 右ドラッグ=回転 / ホイール=拡大」です。中央に正中の目安となる十字の破線が表示されます。

  1. 調整したい枠をダブルクリックします。
  2. 左ボタンのドラッグで写真を動かし、右ボタンのドラッグで自由な角度に回転し、ホイールで拡大・縮小します。
  3. OK(Enter)で確定、キャンセル(Esc)で移動と拡大を取り消します。
スクリーンショット: 拡大編集画面(十字の破線とOK/キャンセルボタン)
拡大編集。正中の十字線を目安に位置と角度を合わせます。
回転はドラッグ中に枠へ即時反映されるため、キャンセル(Esc)でも回転だけは元に戻りません。角度を戻したい場合はもう一度右ドラッグで調整してください。

保存済みの組写真を再編集する

保存した組写真は、あとから開き直して調整できます。写真タブで組写真を右クリックし、再編集を選んでください。保存すると新しい組写真に置き換わります。元の5枚の写真がライブラリに残っている必要があります。

既定設定(向き・拡大率・ミラー撮影)

ミラー(口角鈎+ミラー)で撮影した咬合面・側方の写真は、実際の向きと反転して写ります。毎回手で直さなくて済むよう、組写真に入れるときの向きをあらかじめ設定できます。設定はWorkspaceの設定画面「組写真」、DaySpecialの設定画面「組写真」のそれぞれにあります。

スクリーンショット: Workspace設定画面の「組写真」セクション
向き4項目・拡大率(既定)・側面配置の反転をここで設定します。
既定設定は「これから作る組写真」に適用されます。作成済みの組写真の向きは変わりません。直したい場合は再編集してください。

一括作成(Workspace)

過去の撮影日の組写真をまとめて作れます。既定設定の向き・倍率で自動生成するため、1件ずつ開く必要はありません(位置の個別調整は行われません)。

  1. 患者を開き、写真タブ右上のメニューを開きます。
  2. 未作成◯件を一括作成を押します(組写真がまだない、写真2枚以上の撮影日が対象です)。
  3. 確認画面(組写真を一括作成)で件数を確認し、OKを押します。
  4. 完了すると「一括作成完了: ◯件作成」と表示されます。
スクリーンショット: ⋯メニューの「未作成◯件を一括作成」と確認モーダル
未作成の撮影日をまとめて組写真にします。

自動生成の結果が気になる撮影日だけ、あとから再編集で調整するのが効率的です。